<住宅リフォーム、介護に備え>
2021年7月14日     おはようございます
高齢期は一般的に身体機能が低下し、日常生活で事故にあう可能性が大きくなる。特に注意が必要なのは自宅。
内閣府がまとめた2017年の「高齢社会白書」では、65歳以上の人が事故にあう場所は自宅が77%を占めた。
理由の過半が住宅内での転倒や転落だ。
熱中症や浴室と脱衣所などの急激な温度差で血圧が急変する「ヒートショツク」のリスクもある。
事故の予防や介護を目的としたリフォームのほか、シニア世代では30~40代前後で買った住宅が傷み始め、改修を検討する人も多い。住宅リフォーム推進協議会が20年に実施した調査では過去3年以内にリフォームをした人のうち契約時の年齢は60代以上の割合が約4割、住宅の築年数は20年以上が約6割となった。
同協議会では「健康に問題なくても、設備や建物の老朽化をきっかけに将来の介護を見据えて改修する人は少なくない」と話す。
以上のように、高齢期になると住んでいる住宅が古くなり、リフォームや修繕といった事が必要になってきますが、優先順位を決めて費用を見積もって将来の介護に備えましょう。