<中古マンション、購入の心得>
2021年8月8日     おはようございます

コロナ下でより良い条件の住居を求める人が増えるなか、中古マンションの人気が高まっている。
新築マンションの価格が高止まりする一方、中古は全般になお割安な水準にあるためだ。
ただし税制や購入時の費用で新築と違いがあり、購入後に必要な修繕積立金などチエックすべき点は多い。
中古の価格自体も上昇傾向にあり、想定以上の出費で家計が圧迫されないように事前の確認をしっかりしておきたい。

中古住宅の購入で注意したいのが、物件価格が割安でもその他の負担が想定以上に膨らむことがある点だ。
例えば不動産仲介業者に払う手数料。
通常は「物件価格×3%+6万円」が上限となり、これに消費税が加わる。

※   税金関連での中古と新築との違い

           新築            中古
        「一般の住宅」    不動産会社の売主  個人が売主

消費税           あり「10%」           なし

住宅ローン減税      上限年40万円          上限年20万円

   ※1        「最長10年」※2          最長10年

固定資産税の    戸建ては築3年   戸建ては築4年、マンションは築6年
軽減措置「家屋」  マンションは築5年      以上で対象外
   ※1      まで1/2

※1居住部分の面積などに条件あり、
※2契約、入居時期などの条件を満たせば3年延長、年上限額は異なる

以上のように、購入時には中古、新築によって費用や税制が異なっているのでよく吟味してから自分に合った物件を購入するようにしてくださいね。