<特殊詐欺、高齢者狙い巧妙に>
2021年8月22日     おはようございます
特殊詐欺の手口は年々巧妙化している。
高齢者の被害が特に多いのが、「預貯金詐欺」や「キャッシュカード詐欺盗」と呼ばれる新しい手口だ。
親族や警察官、銀行協会や市役所の職員を装い「あなたの口座が犯罪に利用されている」といった名目で自宅を訪れる。
暗証番号を聞き出し、カードをだまし取ったり盗んだりする。
こうした手口での被害者に占める高齢者の割合は95%を超える。息子などを装って電話をかけ、銀行窓口やATMからの送金を要求する「オレオレ詐欺」も依然多い。
被害を食い止めるため、金融機関が高齢者のATM利用で振り込みや引き出しの限度額を20万円以下などに設定する例は増えている。
預金者が利用限度額を設定できる金融機関もあるので、日々の生活に支障のない範囲で限度額をさらに低くすることも選択肢だ。
※   特殊詐欺対策の主なポイント
□  「自分は絶対だまされない」と過信しない
□  迷惑電話防止機能のある固定電話機を利用
□  家族や友人に日ごろの連絡を密に
□  不安な時は警察や自治体の窓口に相談
以上のように、コロナ禍で世間も生活が厳しい人たちが多くいる時代にこういった問題が多くあるので高齢のかたたちは十分注意して生活しましょう。