<円の売買>
2021年9月18日     おはようございます

円を外貨にするときと円に戻すときの両方で為替手数料がかかります。
同じ種類の外貨でも金融機関や商品によって為替手数料は異なります。
例えば外債で運用する場合、金利の高さだけに着目せず、償還「満期」までの利回りや為替手数料を考慮して商品を選びましょう。

外貨建て資産の運用で、できるだけ収益を安定させたいなら、購入時期を分ける方法があります。
購入、売却や外貨から円に替えるベストタイミングを捉まえるのは、難しいことが多いからです。

為替のトレンドを捉まえるポイントとなるのが、各国の金融政策の変更です。
23年4月には日銀の黒田東彦総裁が任期満了を迎えます。
その人事にも影響しうる29日投開票の自民党総裁選などは外国為替市場で材料視される可能性があります。

以上のように、外貨で資産運用する場合、時期を分散して購入することがリスクの分散になります。
また、外貨を売買する場合など為替手数料がかかりますのでよく検討してから運用されることをお勧めします。