<仕組み債、リスク大きく>
2022年2月1日     おはようございます
仕組み債は商品の分類上は債券に当たる。
将来の価格が読めない株式と違って、債券は通常なら期間中の金利を得たうえで償還期日には元本が100%戻ってくる。
しかし仕組み債は、無条件次第で元本が大きく減額される可能性のある特殊な商品。
元本が減るかどうかを左右するのが、株価指数や個別株など仕組み債ごとに指定される、仕組み債とは通常無関係の様々な指数の値動きだ。
一つは仕組み債の手数料は販売価格に組み込まれて表面上見えないが、実質的なコストは投資信託に比べて格段に高いのが一般的であること。
もう一つは「投資家が負うリスクに対してリターンが低すぎること」だ。どちらの点についても金融庁は強く問題視している。
以上のように、「高金利」をうたいトラブルを起こす営業マンが多くいて素人の人は絶対にこの商品は手にしないようにお勧めします。