<遺産争い、不動産、贈与に火種>
2022年2月22日    おはようございます
人が亡くなると避けられないのが相続。
「うちの家族は仲が良い」「大騒ぎするほどの財産はない」と安心し、準備に踏み出さない人も多いだろう。
しかし金額の多さにかかわらず、親族間で遺産の分け方を巡って争うケースは増加している。
※相続でトラブルになりやすい状況と対策の例
状況     注意点         対策
主な財産が  分割が難しく不公平感 自宅を単独で相続する人
不動産    を生みやすい     が他の相続人に払う代償
                   金を用意             
       相続税の資金に困る 自宅を相続させる人を生
       場合も       命保険の受取人に
                 生前に不動産の一部を売却
                 し現金化
遺言を用意  相続人による遺産分割 公正証  書遺言または 
していない  協議がもめる可能性       自筆証書遺言
または自分                     を作成
で作成した  遺言が法的無効の場合 自筆証書は法的に有効か
       も               確認
特定相続人  贈与を受けていない  遺言では誰に何をどの位
に生前贈与  相続人に不公平感を  渡すか明確に指定
をしている。 生みやすい
または介護           贈与など特別受益、寄与分、
を受けている               遺留分に配慮
       介護に尽くした相続人  生前に遺留分けの理
       が多く取り分を求める  由、家族への思いを伝
       場合も            える
以上のように、早い目に遺言などを準備しておかないと、いざとなった時には遅くなり大変もめることが多いようですよ。