<賃貸住宅、敷金を取り戻す>

2022年3月2日     おはようございます

転勤や就職、進学など引っ越しが増えるシーズンが始まる。
賃貸住宅の引っ越しでは、引っ越し業者に支払う費用のほかに新居の敷金や礼金、前家賃などの初期費用がかかる。
家計の負担感を大きく左右するのがこれまで住んでいた住宅の敷金。十分に戻ればよいが多額の「原状回復費」を請求され、トラブルになるケースも多い 

※退去時の汚れや損耗の負担例

〇入居者の負担なし
  家具の設置による床のへこみ
  畳の変色、フローリングの色落ち
  テレビや冷蔵庫の後部壁面の黒ずみ
  壁の画びょうの穴
  破損していない網戸の張替え

〇 入居者が負担「敷金から引かれる」
  引っ越し作業で生じた床のひっかけ傷
  たばこやヤニ汚れやにおいの付いた壁紙
  飼育ペットによる柱などの傷
  クーラーの水漏れ放置による壁の腐食
  落書きによる汚れ

「注意」国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を基に作成

以上のように、3月、4月は転居のシーズンになり、早い目に引っ越しの準備をしないと上手に引っ越しができませんよ。
特に、引っ越すときの引っ越す前の敷金の返却問題で悩まれる人が多いようですので、内容をよく吟味して交渉にあたりましょう。