<65歳からの働き方>
2022年8月18日   おはようございます
高齢化を背景に65歳以降も働き続ける人が増えています。
一般的に65歳までの就業は勤務先の継続雇用制度や再雇用制度を利用するケースが多いです。
厚生年金も「会社任せ」の人が目立ちますが、加入条件は確認しておきたいところです。
今年は65歳以降の働き方にも影響する厚生年金制度の改正がありました。
ポイントは大きく2つあります。
一つは4月に導入された老齢厚生年金の在職定時改定です。
65歳以降も厚生年金に加入して働けば老齢厚生年金が増えるのは知られていますが、実際に年金額が増えるのは退職時が70歳時点で、在職中は年金額の増加を実感しにくい仕組みでした。
4月からは毎年10月に年金額が改定され、65歳以降に受け取る年金が少しずつ増えます。
もう一つは短時間労働者への適用拡大です。
現在、厚生年金に加入できる短時間労働者の条件は勤務先規模が従業員500人超です。
10月以降は100人超、2024年10月以降は50人超に緩和されます。
主な対象にパート主婦が注目されがちですが、シニアにも関係があります。
以上のように、65歳以降の働き方はよく内容を検討されて、自分に合った制度を利用しましょう
それが、高齢化の経済的な安心を保つことになりそうですよ。