<NISA、一体化案の狙い>
2022年9月6日   おはようございます

投資新滝など金融商品の運用益は通常、課税により2割引かれる。
NISAでは上場株式や幅広い投資信託を運用でき、配当や売却益非課税となる。
非課税となる期間5年の「一般NISA」、投資対象を長期投資に適した低コストと投信などに限定し非課税期間が20年の「つみたてNISA」、未成年向け「ジュニアNISA」の3つがある。口座数は21年末で合計1800万強だ。

※  NISAの制度
現行    一般NISA つみたてNISA ジュニアNISA

新規投資期間 2028ねんまで 2042年まで   2023年まで

非課税期間   5年     20年      5年

年間投資枠  120万円   40万円     80万円

非課税限度額  600万円  800万円    400万円

対象商品   上場株式、  長期に適した    上場株式
      株式投信など  資産形成に適   株式投信など
              した株式投資

2024年度から「金融庁の一体化案」
3つの制度を一体化/新規投資可能期間と非課税期間を恒久化
 基本部分は現在のつみたてNISA

〇 対象商品は長期の資産形成向けの株式投資
〇 年間投資枠「現在40万円」を拡大
〇 非課税限度額「現在800万円」を拡大
〇 未成年者も利用可能

 成長投資枠「仮称」

〇 対象商品は上場株や株式投信
〇 年間投資枠を積み立てと別に設定
〇 非課税限度額を内数として設定

以上のように、NISAの制度が恒久化、枠拡大など柔軟に運用が可能になるため、個々の考えで将来の資産を増やすように制度も改革されているようです。
是非、この機会に運用してみてください。