<需要を反映、割安に購入も ダイナミックプライング>
2022年9月8日   おはようございます

ホテルや航空機の料金は利用する時期や予約のタイミングで変わることがよくあります。
同じ商品で価格を戦略的に変える手法は「ダイナミックプライング」と呼ばれ、最近ではプロスポーツの観戦チケットなど、様々な場面で採用されるようになっています。

Q」価格が変動する商品が増えているのですか

A」スポーツの試合やテーマパークの入場券などレジャー関連で目立ちます。
例えば東京ディズニーランドでは2021年3月から変動価格を導入し、現在は大人の1日入場券を7900円~9400円の4段階にしています。
週末や大型連休中など混雑しやすいときに高い価格を設定する一方で、平日などの価格を抑えます。

※ダイナミックプライジングの導入例
分野   導入例      内容 
スポーツ  Jリーグ    ホームゲームでは座席ごとに標準価格を設定
   「横浜Fマリノス」 過去の販売実績や発売後の需要に応じて
           価格変動

レジャー  ユニバーサルスタ  需要予測を基に1日ごとに入場券の価格
    ジオジャパン  を設定。価格に上限、下限はない

小売店  イトーヨーカド  賞味期限などに応じて同じ食品に複数
     ーの店   の価格を設定する実証実験
    「22年1
    ~2月」

以上のように、いろんな施設で同一商品の「変動価格」が広がっています。
是非、内容を検討して上手に利用しましょう。