<個人向け国債に注目>
2022年9月10日  おはようございます

金融資産の中で、どの程度の割合を債券に振り向ければいいかは、年齢や個人のリスク許容度で異なります。
一般的に年齢が高くなればリスクを抑えるために債権の比率を高めにしたほうがいいでしょう。
若くて収入が多く、長期投資が可能なら株式比率が高めでも構いません。

日本の年金資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人「GPIF」は、株式と債券を5割ずつの運用割合にしています。
このあたりが参考になるかもしれません。

国内債券に投資するなら、個人向け国債の変動金利型10年満期がよいでしょう。
個人向け国債は1万円から購入できます。
発効から1年以上たてばいつでも中途換金できるうえに元本割れリスクもありません。
変動金利型なら将来の金利上昇リスクにもある程度対応できます。

以上のように、国債は国が発行している債券なので国がつぶれない限り0円にはなりませんが、国の借金が膨大な額になっているので、元本が満期時まで保障はありませんよ。どう判断するかは自己責任で行いましょう。