<自社株買い、傾向を読む>
2022年9月22日   おはようございます
配当と並ぶ代表的な株主還元策である自己株式の取得「自社株買い」が増えている。
企業が株式市場で一度発行した自社の株を買い戻すもので、資金の有効利用とともに、需給の引き締めや将来のM&A「合併、買収」の対価に活用するなど様々な目的がある。
自社株買いは2001年の商法「現在の会社法」改正によって自由にできるようになった。
企業は「取得枠の設定」という事前に買う株数や金額の公表を経て、市場の取引時間中や時間外に証券会社などに委託して買い取
る。
自社株買いが投資家に与えるメリットは多岐にわたる。
きず、企業という買い主体が現れることで、需給面の改善が見込
める点だ。
企業は多くの場合、自社の株価が割安だと判断して自社株買いに乗り出す。こうした「アナウンスメント効果」も株価上昇の要因だ。
※  企業が自社株買いを行うと
ROE改善につながる
      純利益    自社株は自己資本から
ROE=ー---   除外するため、分母が減る
       自己資本 ⇩ 
株価上昇につながる  一株利益「EPS」 発行済み株式
             数の減少で
          当期純利益       EPSが上昇            
   株価=PER× ー----       する 
          発行済み株式数
以上のように、株式市場で自社株買いで今年発表で、6割以上が株価上昇しているとのことで、自社株買いをする企業は会社として、優良な会社と考えられるようですよ。