<家計の影響、582品目で測る>
2022年9月23日   おはようございます
食品や衣料品、電気料金など値上げが相次いでいます。
物価の変動示す代表的な指標である消費者物価指数「cpI」も上昇しており、4カ月連続で前年同月比2%台となったことが話題になりました。
CPIはどのように算出され、何に使われているのでしょう。
Q」ニュースで消費者物価指数という言葉をよく聞きます
A」消費者が購入する商品やサービスなどの価格「物価」の動きを把握するための指標です。
ある時点の世帯の消費構造を基準に、同じ商品やサービスを購入した場合に必要となる金額がどのように変動したかを示します。
総務省が毎月発表し、国内の経済政策を決める手掛かりとして重視されます。公的年金の給付額を決める材料になります。
※消費者物価指数の算出方法
調査対象   現在582品目、10種類の用途ごとに具体的
                な商品などを設定
用途   食料    住居   教養娯楽など
調査対象の  食料「236品目」
例  カップ麺「カップヌードル」 ビスケット「森永マリー」
   家具、家事用品「48品目」
   台所用洗剤「キュキュツト」  殺虫剤「キンチョール」
毎月の調査 
   ① 全品目の価格を特定の販路で毎月調査。前年
     同月との増減率を算出
    ② 家計の支出割合「ウエート」に応じて価格の増減
      率を反映
「注意」 総務省の資料を基に作成しています。
以上のように、消費者物価指数の仕組みは上記のようになっていますが、個々の消費者が日々の物価に感ずるところはもっと物価が上がっているように感じるのはなぜなんでしょうか。
その反面として給与が上がらないため物価上昇を感じている人が多いのではないでしょうか。