<国債、買うなら「変動10年」>
2022年12月12日  おはようございます
金利が変動しても価格が変わらない特殊な個人向け国債と違って、通常の国債は金利が上がれば価格が下落します。
例えば年0、2パセントの利率で発行された10年物国債Aがあり、その後世の中の金利が上がったため新たに利率1パセントの10年物国債Bが発行されたとします。
誰もが利率が高いBを欲しがるため、Aの価格は下がります。
これが金利と国債の価格は逆に動くという仕組みです。
国内の10年物国債の利回りは0、2%台です。
日本国債だから安心と思って買っていると、国内金利が上昇すれば思わぬ含み損を抱える可能性もあります。
国内外の様ざま資産で分散投資を考える際、リスクを抑えるために国内債券を組み込むのもセオリーの一つですが、一般の日本国債より変動10年の個人向け国債のほうがいいでしょう。
以上のように、低金利で、変動が激しい時は長期の資産分散をした資産運用を心がけて行う方が安全安心かと思われますのでそういった方向で進められることをお勧めします。