<おひとり様、備えを厚く>
2023年2月27日   おはようございます

一度も結婚しない「おひとり様」が増えている。
結婚や家族についての考え方は人それそれだが、ずっと一人で暮らすことを視野に入れるなら、早めに将来の家計について考えたい。
配偶者がいる場合に比べて家計の基盤が不安定で、想定外の事態に弱いためだ。

※ おひとり様が検討しておきたい費用

項目    理由や対応策         費用の例

家を買うか  持ち家があると老後の生活   3000万円代
       設計が立てやすい      「ワンルームマンション」
       収入が低いと購入が困難な
       ことも

病気やケガ  収入減を自分でカバーする必要  約100万円台
への備え                 「就業不能保険に
       就業不能保険や医療保険への  25年加入」
       加入を検討

介護への備え 施設に入ることを前提に費用  1000万円~
       を確保            2000万円

       入院などに必要な保証人を確保 「介護費用」
       する

死後の手続き 葬儀や墓、遺品整理などが必要 約200万円
                    「身元保証サービス」 

       親族や専門家、身元保証サービス
       に委託

「注意」 金額は取材に基づいた一例。就業不能保険は40歳
     女性、65歳満了、給付金15万円を想定。
     身元保証サービスの費用は生前の業務を含む

以上のように、現代のように「おひとり様」が多い時代の今後の家計管理を進めるにあたり、検討しておくべきことが多々ありますので、早いうちから準備をされたほうが安心ですよ。