<労働、生活の制限を判断>
2023年3月1日   おはようございます

病気やケガに見舞われる可能性は誰にでもあります。
重い障害が残った場合などに生活の支えとなるのが障害年金です。
障害年金を受給するには一定の条件を満たし、手続する必要があります。

Q」障害年金とは、どのような制度ですか

A」公的年金制度の一つで、病気やケガで日常生活や仕事を制限されるようになった場合に受給できます。
対象は基本的に20歳以上の国民年金「基礎年金」や厚生年金の加入者です。
「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類があり、受給できる年金は加入する年金制度により異なります。

※ 障害年金の対象となる病気やケガ

  外部障害      精神障害    内部障害
 聴覚、眼、手足   統合失調症、う  呼吸器疾患、心
 の障害など     つ病、認知障害  疾患、肝疾患、
           知的障害など   糖尿病、がんなど

※ 障害年金の等級と年金額

等級  状態      障害厚生年金   障害基礎年金
1級 日常生活で常に  報酬比例の年金額 97万2250円
   介助が必要    ×1・25
              +         +
   活動範囲がベットの 配偶者の加給年金   子の加算
   周辺に限定    「22万3800円」

2級 日常生活が極めて  報酬比例の年金額 77万7800
   困難で労働ができ            円
                +        +

   活動範囲が家屋内  配偶者の加給年金   子の加算
             「22万3800円」

3級 日常生活にほとんど  
   支障なし       報酬比例の年金額   なし
   労働に著しい制限

「注意」
 金額は22年度、障害厚生年金3級の最低保証額は58万3400円、子の加算は2人目まで1人22万3800円、3人目から1人7万4600円

以上のように、生活するうえで仕事をして収入を得るのが普通ですが、病気やケガで障害をおったら、国の制度で障害年金制度があります。
是非内容を把握してみてくださいね。