<倒産は経営者が決断しない限り起こらない>
2016-01-29
 
あきらめたらそこで終わり
企業の倒産は、一部ノケースを除き、その経営者が倒産させようと決断しない限りは起こりません。
 
倒産とは、企業の資金繰りが破たんして債務を支払えなくなり、事業活動が不可能になること、またはその債務を減免してもらうための法的処理の事を言います。
 
なお、手形や小切手を振り出している企業が、6か月以内に2回の不渡りを起こした場合、その企業は銀行取引停止処分となり、当座預金が使えなくなったり新たな融資が受けられなくなったりします。
 
この場合も、日常的に手形や小切手を使用している企業が、それを使えなくなるということで、資金繰りが回らなくなり事業継続ができなくなります。
 
それも事実上の倒産ということになります。
 
経営者自身が、倒産させる決断を行わなければ、企業は倒産しないでやっていけるのです。
 
経営者があきらめるかあきらめないかで、その企業の行く末が決まります。