<資金繰りの困難状態が行き着く先>
2016-01-28 
 
破産か、それとも民事再生
 
企業の資金繰りが回らなくなったら、行き着く先は倒産ということになりますが、倒産の場面では何が起こるか、正しい知識を持てば、そのような精神的重圧は小さくなるのです。
 
破産とは、企業の資金繰りが破たんして、その債権者に対して弁済できない状態の中で、裁判所がその企業の財産を管理し、現金に換えて、債権者に公平に配分することを言います。
 
民事再生とは、資金繰りが厳しい状況にある企業の、事業の再生を目的とするものです。
 
破産と違い、企業は民事再生後も存続することになります。
 
企業自体をなくして負債を整理することが破産、企業をなくさず債権者に債権カットしてもらい再起することが民事再生です。