<働くシニアの年金心得>
 
8月11日     おはようございます
定年と同時に仕事を辞めるのは今や少数派。
60歳以降も働き続けるシニアは今後も増えそうだ。
豊かな老後を送るには長く働いて収入を得るのが効果的だ
が、公的年金の知識も欠かせない。
働き方などによって年金の額が変わる仕組みがあるからだ。
働くシニアに必要な年金心得とはー
※ 65歳を境に違い
制度は65歳を境に計算方法が異なる。
〇基準となる額は65歳未満で28万円、65歳以上で46万円と、平均の「月収」と、通常であれば受け取れる「年金月額」の合計が、基準額を上回ると、超過額の半分が年金額から差し引かれる。
〇 これらの差し引かれた金額が将来戻ってくる勘違いされている方が多いですが、全く戻ってきません。
※ 60歳以降も厚生年金に加入して働く主な利点
① 将来リタイア後に受け取る年金額が増える
② 亡くなったときに遺族が受取る遺族厚生年金が増える
③ 加入期間中に障害を負った場合、障害厚生年金を
     受け取れる
④ 払った年金保険料は社会保険料控除の対象になる
⑤ 配偶者が60歳未満で第3号ならその保険料負担は
    生じない「働く本人が65歳になるまで」
 ※  受け取り開始年齢により年金額は増減
   ●繰り上げ  60歳開始   受給額は70%
            「1か月ごとに0.5%ずつ減額」
   ●本来    65歳開始    受給額 100%
   ●繰り下げ  70歳開始    受給額 142%
            ゜1か月ごとに0.7%ずつ増額」
  以上のように、年金制度は複雑で、制度変更が多くありますので、新聞等で最新情報を得たうえで自分にとって最善策にすることをお勧めします。
何かにつけて専門的な知識が要求されるので専門家に相談しながら実行されるようにしてくださいね。
分からないことがあれば「コメント」で ご相談くださいね。