<親の財産、余命から費用計算>

7月15日     おはようございます

親の介護を始めるとき、まず考えてほしいのは「誰のお金で介護をするのか」です。
若い世代ほど「自分が負担しなければ」と思いがちですが、介護費用は「いくらかかるのか」ではなく「いくらかけられるのか」です。
目安の金額を知るためには親の懐事情を把握することが大事になりますが、なかなか聞けない場合、例えば医療費控除など確定申告を手伝ったりすれば、年金額やどんな民間保険に加入しているかなど分かります。

親の財産が把握できたら1年ごとに使える金額を割り出します。

その時大切なのは余命を長くみる事。
できれば100歳から105歳ぐらいにすると安心でしょう。
そうして計算した金額の範囲で、公的介護保険のサービスを軸に居宅介護か施設介護かといったプランを組み立てましょう。

以上のように、親の財産をうまく聞き出してから、今後の介護費用がどの程度の介護が受けられるかを判断する材料にして介護のプランを策定される事をお勧めします。