<在職老齢年金、対象は少数>
 
7月18日   おはようございます
 
60歳以降も働き続けながら厚生年金を貰うと収入に応じて年金がカットされることがあります。
在職老齢年金という制度です。
月収「給与、賞与の合計の月額換算」と本来受け取れる年金月額を合計し、65歳未満では28万円、65歳以上では46万円を上回ると、一定の算式年金が減額されます。
 
65歳未満では2014年度末で厚生年金自給者の2割弱が
対象です。
ただ厚生年金の自給開始年齢は65歳に向け段階
的に引き上げ中で、男性では1961年4月生まれ以降は65歳未満の対象者はいなくなります。
 
ちなみに在職老齢年金は労働者の就労意欲を落とすとされ
基準の緩和などが検討されています。
 
以上のように、年金制度は、お国の財政状況と共にどんどん
厳しくなっていくと思われますので、早いうちから、自分年金を考え、実行されることをお勧めします。