<年金マクロ経済スライドとは>
7月25日    おはようございます
公的年金には給付額を抑制する「マクロ経済スライド」と呼ぶ独特の仕組みがあります。
年金制度を長持ちさせる切り札とされますが名称からして難しそうです。
マクロ経済スライドの仕組みができたのは2004年です。
少子高齢化によって、保険料を負担する現役世代は減り、年金をもらう高齢者は増えていきます。
年金を少しずつ削ることで少子高齢化を乗り切ろうと考えて導入されたのがこの仕組みです。
年金額はもともと物価や賃金の変動に応じて改定されていました。
この通常の改定率からさらに、人口構成の変化に応じて決める「調整率」を差し引くように変えました。
調整率の分、年金額を実質的に削減していきます。
19年10月には消費税率の引き上げが予定されており、物価の押上要因となります。
「物価が大幅に上がれば20年度以降にスライドが発動され、未調整分が差し引かれる可能性がある」と指摘します。
どちらにしても、今後の年金制度は益々厳しくなっていくと
思われます。
個人のそれぞれが自分の環境に応じて対応せざる得ないのが今の時代のようです。
早いうちから、「自分年金」を考え実行されることをお勧めします。
いろんな方法がありますので、今後このブログでご紹介しますので是非ご覧くださいね。