<いつかは緩和終わり利払い増>
9月11日    おはようございます
住宅支援機構の実態調査によると、56.5%の人が変動型の住宅ローンを選んでいる上増加傾向にあります。
また、当初5年間、10年間などと一定期間を固定金利で、
それ以降は金利変動の影響を受ける固定期間選択型を選ぶ人と合わせると8割以上です。
ただ、このうち4~5割の人はローンの特性や金利上昇リスクへの理解度があまり高くない結果も出ています。
変動型や固定期間選択型を選ぶなら、金利上昇時にどの程度の返済額になるのかなど事前に調べるべきです。
「変動金利が上昇したら、固定金利に借り換えればよい」と
いう人がいますが、大きな間違いです。
変動金利が上昇し始めるということは、それより以前に固定金利が上昇しているのが一般的だからです。
変動金利が上昇してしまってからでは遅いのです。
以上のように、目先の低金利つられて、「変動型や固定期間
選択型」を決めてしまうと、インフレや高金利になっていくと、借入金の元本が減らず利息だけを払っているような状態が続きますよ。
今後の経済、日本の財政等を考え、短期、5年や10年間で
完済の見込みのある人は良いですが、10年以上の返済予定
の方達は固定型がいいのではないでしょうか。