<住み替えて旧居を貸したい>
 
31年2月22日      おはようございます
 
住み替えの話では、住宅ローンを完済している人から、住んでいる自宅を賃貸に出せないかと言う質問が寄せられることがあります。
 
まず、新しい家を購入するのに住宅ローンを組むなら、定年退職時にどの程度のローン残高になるのか確認しましょう。完済するために退職金などに頼りすぎると、老後資金が不安になります。
 
新たに組むローンを返済し終わるまで、日々の資金繰りに余裕があるのかどうかも重要です。
 
以前の自宅を賃貸に出して安定した家賃収入を得て、これを年金収入の足しにすれば老後の生活は安心だとと言う考えをを持つ人は多いようです。
 
家賃収入は次の点を押さえておきましょう。
 
まず、家賃収入が全額手元に入るわけではありません。
これまでと同様に管理費、修繕積立金や固定資産税などがかかるうえ、賃貸管理業務を委託するなら不動産会社への支払いがあります。
 
賃貸管理費用は一般的に家賃の5%程度です。
 
実行に移す前に、今の家が賃貸物件としての魅力的かどうかも視野に入れ、長い目で見た資金計画をしっかり立てることをお勧めします。
 
以上、不動産「家」の賃貸事業では世間を色々と騒がしている事件が最近特に多くなっていますので、甘い話には注意してかからないと騙されるケースがありますので注意しましょう。