<課税方式 選び分けて節税>
6月17日 おはようございます
上場株式などで、利益が出たり、配当を貰ったりした場合
必ずついてくるものに所得税、住民税ですが課税方式を選
ぶ事で相当な節税になることがあると思いますよ。
それぞれの方式や税率などを説明しましょう
※ 上場株式の利益に対する課税方式
総合課税 他の所得と合算して申告
申告分離 他の所得と分けて申告
申告不要 源泉徴収されたままで終了
所得税 住民税 ポイント
配当金 総合課税、申告分離 同左 所得税と住民税
で異なる方式を選べる
売却益 申告分離、申告不要 同左
のいずれかを選択
※ 上場株式の配当所得の合計税率
課税所得の 両方申告不要 両方総合課税 所得は総合
目安 住民は不要
~330万円以下 20% 7.2% 5%
~695万円以下 20% 17.2% 15%
~900万円以下 20% 20.2% 18%
~100万円以下 20% 30.2% 29%
~1800万円以下 20% 36.6% 33%
※ 上場株式の損益通算、お得な課税方法は?
「源泉徴収税率は所得税15%、住民税5%で計算」
損益通算 ⇒ ① 所得税、住民税゜申告分離」
↓
A証券 B証券 A証券から20万円が還付
源泉徴収 「同左」
あり特定口座 ②所得税は「申告分離」
住民税は不要
売却益 売却損
200万円 100万 ↓
A証券から15万円が還付
①がお得だが国民健康保険や後期高齢者医療保険の保険料
が上がる可能性がある。
以上のように、目先だけで考えて税金は安くなるが、健康保険料が高くなるケースがありトータルで試算しないと損をすることがありよく検討してから選ぶことをお勧めします。