<高齢者の保険契約 解約可能>

12月13日   おはようございます

外貨建て保険など複雑な商品構造の保険に高齢者が加入し、管理しきれなくなって相談に来るケースが相次いでいます。もし、2年前の契約時にすでに認知症の疑いがあったことが証明できれば、解約の申し入れができます。

問題はそれが難しい場合です。解約は無理だと諦めてしまう人も少なくありませんが、加入時の販売方法に不満がある場
合いは交渉の余地があります。

高齢者の生命保険の加入については、加齢に伴う認知能力な
どの低下に配慮した生命保険協会のガイドラインがあります。加入時に親族などを同席させ、加入者本人と親族などの両社の理解のうえで加入することや、それが難しければ訪問や電話などで親族などに説明したり、同意書などで意思を確認したりといった対応が保険会社に求められています。

トラブルを未然に防ぐためには、勧められるままに加入しない
よう家族ら周囲が注意したり、ガイドラインの内容をきちんと理解したりすることが肝心です。

以上のように、高齢者でお金を持っていそうな人は、いろん
な意味でも狙われるケースが多々あるかと思いますので周りの
家族が注意して守ってあげてくださいね。