2月9日 おはようございます
確定申告をする会社員にとって、なじみ深い手続きの一つが医療費控除だろう。ただ、控除対象となる「医療費」の定義などわかりにくい点もすくなくない。
医療費控除は1年間の医療費の合計が10万円を超えると超過分を所得から控除できる制度だ。控除額に申告書の所得税率を掛けた金額が後日、還付される。
※ 医療費控除とセルフメディケーション税制の違い
医療費控除
控除の対象 〇医師による診療、治療の例
〇治療、療養に必要な処方薬や市販薬
〇治療に関係ある、はり師、きゅう師などの施術
〇通院にかかった電車、バス
控除対象と 10万円超
なる支出額
所得は200万円未満の人は5%超
控除額の 200万円
上限
申告者の上限 なし
セルフメディケーシヨン税制
控除の対象 スイッチOTC医薬品
控除対象と 1万2000円超
なる支出額
控除額の 8万8000円
上限
申告者の上限 予防接種、定期健康診断、人間ドックの
受診
注意 両制度は併用できない
以上、確定申告の時期で「還付申告」は1月1日から始ま
っていますので直ぐに申告されることをお勧めします。