3月20日    おはようございます
家計資産の中で不動産の比率が高い日本では、リバースモーゲージは確かに老後資金を確保する方法の一つです。ただ優先して使う手段ではありません。通常の住宅ローンより金利が高く、年2%程度が多いからです。しかも通常は変動型で、金利上昇リスクもあります。毎月の返済が利息だけなので負担は軽く見えますが、返済期間が長くなると支払う総利息は決してすくな
くありません。

老後資金の計画はまず支出を減らす余地がないか点検し、手持ちの金融資産でのやりくりを考えるのが基本です。リバースモーゲージは、その取り組みをしてもなお想定以上に長生きして資金不足になった時の「最後の手段」といえます。また、家の担保価値の評価次第では利用できない可能性があることも念頭に置きましょう。

以上のように、「リバースモーゲージ」は老後資金不足の最後の砦として「但し、資産価値がないと利用できない」使用するように、これは、あくまで金融機関の収益向上の商品「資産価値の70~80%で完全回収商品」なのでよくよく注意して
利用されることをお勧めします。