5月23日     おはようございます
3月決算の企業が5月末「大企業は6月末もあり」に申告の時期になります。今回は発表前から業績予想の修正や日程延期が相次ぐなど混乱した様相でした。この混乱期の決算だからこそ、企業の姿勢が如術に表われています。

決算書は企業と投資家の対話のツールの一つです。「感染拡大の見通しが立たないのに業績予想なんて出せない」という企業の事情も分かります。しかし決算でしか内情を知りえない投資家には判断材料がありません。条件付きで予想を公表したり公表時期を明示したりする企業は、不確実ながらも投資家にメッセージを送っているのです。

※  投資家が注目するポイント
① 業績予想  経済の混乱が続く時期には今後の見通しをしっかり立てられるかどうかが一番の鍵
② 来季の配当予想   株主に還元する余力が企業にどれくらいあるのかがわかる
③ 業績は複眼的に   どれか一つでなく3大要素に目を配ることが大事。
            損益計算書を中心に貸借対照表キャッシュフローもチエックしましょう

以上のように、今年は、「コロナウィルスの感染拡大」で各企業の決算も大変な年になりましたが、投資家もよく勉強して投資されることをお勧めします。