6月8日      おはようございます

厚生労働省によると、1人当たりの生涯医療費は2600万円で、その約半分は70歳以降にかかる」ネット上でそんな記事をみて不安になる人が多くおられるそうです。

高齢になると同じ病気でも医療費が高くなりやすい。全日本病院協会の調べでは別表のようになる。

※   70歳代で病気にかかると最終負担額は?
入院1回あたりの平均費用      高額療養費制度の
                  適用後

がん「胃がん」 90万円
急性心筋梗塞  179万円 ⇒ 1か月5万7600円※
脳梗塞     152万
胃潰瘍     53万円
前立腺肥大   55万円

※ 70歳以上で平均的な所得の人が月初から月末までの間に入院するケース

この上記の金額は自己負担分で2割負担の金額ではありません。

高齢者が実際にどれだけ支払ったか、総務省の家計調査によると、1か月の医療費の平均は70歳後半で1万4000円と70歳代前半の約1万6800円に比べ下がる。窓口負担割合が1割に減ることが多いためだ。

以上のように、一般的には公的医療保険制度で十分賄える制度設計になっているので、民間保険では公的医療の適用が「個室ベツド代等」ない場合などに利用されることが多いようです。