6月17日     おはようございます
新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されて約3週間。経済活動の正常化は遠く、勤務先への出勤とテレワークを併用している人は多いだろう。勤務先でウィルスに感染したり、在宅ワークをしているときケガをしたりしたら労働者災害補償保険「労災保険」の対象になるのだろうか。副業やフリーランスなど働き方の多様化も進むなか、労災保険の基本と注意点を知っておこう。

※  労災の対象になる可能性が大きいのは?
〇 職場で新型コロナの感染  ✖  業務多忙な時にインフル
  者が複数出た後に自分     エンザに感染も感染

在宅勤務中に椅子に座ろうと   在宅勤務で息抜きに散歩して転倒した負傷        出て転倒した負傷

会社が認めるサテライトオフィスへの   在宅勤務中、子供を保育園
移動中に事故          に迎えに行く途中で事故

副業として勤務する会社でケガ  個人で受託したフリーランスの
                仕事中のケガ

※  労災保険による主な補償
療養 労災病院や指定病院などでの療養費、通院費を全額
   免除
休業 療養で休業した4日目から給与の80%を給付
傷病 傷養開始1年半以降も傷病があるとき年金や一時金を
   給付

障害 障害が残った時年金や一時金を給付
介護 障害による介護費の一部または全額を給付
遺族 業務で死亡した場合、年金や一時金を支払い

以上のように、日本の労働制度は働く会社員には上記のように色んな制度がありますので安心できると思いますが、フリーランスのように委託業務をされている場合は自分で民間保険に加入する必要がありますよ。