7月10日     おはようございます

相場変動の大きい歳の心構えは投資の方針により異なります。資産形成が目的の長期投資なら基本的に相場がどう動くかという予想に基づく売買は不要です。短期的な価格変動ではなく長期的な資産価値の上昇を利益の源泉と考え、方針に基づき淡々と運用を継続しましょう。

相場の急変動に慌ててしまうのは、資金計画に無理があることが一因と考えられます。預貯金や月々のキャッシュフローなどを考慮した上で自分がどの程度の運用資産を持てるのか冷静に見直しましょう。制御できない相場動向に振り回されるより、監理可能な自部の資金計画を見直すほうが重要です。

避けるべきは、相場急落時に慌てて売却してしまうことです。一度相場を離れると戻り時を正しく判断するのは難しく、反発の機会を逃す可能性が高くなります。下落時こそ買い増そうと考えたとしても、一気に動くのは危険です。初心者には、毎月の積立金額を増やす方法をお勧めします。

以上のように、相場は色んな社会問題が起きれば必ず不安定になりますが、長期投資なら静観してじゅつくり落ちついてから行動しましょう。