7月11日    おはようございます
現在の介護保険制度が導入される前は、家族による介護が難しい人は医療機関での「社会的入院」などで対応し、あとは同居や近くに住む家族が介護することを前提に、老人福祉などの観点から行政が定めた最低限のサービスを受けていました。けれども介護は必要なサービスが人それぞれ全く違います。同じ要介護度でも同居する家族や認知症状の有無など状況は異なります。制度導入で、自治体ごとに内容のばらつきはあるものの、各自が必要なサービスをある程度選べるようになりました。

高齢化や人口構造の変化から今後の負担増は免れず、実情に合わせて給付ができるよう3年に1度、制度を見直しています。

制度を把握し、どうすればその人らしい生き方を尊重できるか、生活閑居なども含め家族全員で考え介護に備えてほしいです。

以上のように、高齢化社会になって自分の老後をいかに有意義に生活するため早いうちから自分で想定して、家族全員「相続人」に相続も含めお話しされることをお勧めします。