7月13日     おはようございます

株式などの資産を保有している人にとって、株価の急落は大きな試練だ。2月下旬からの下げ相場では、あまりに急激な資産の減りように運用を中断省と考えた人もいたかもしれない。そこで思い出したいのが、運用の基本原則である資産の分散だ。

代表的な指数に連動するインデックス型投資信託の過去6カ月間の基準価格をみると、日本株と先進国株は今年3月下旬にかけての1カ月間に基準価格が3割近く下落した。その後、各国の大規模な金融緩和と財政出動を背景に急速に戻したが、まだわずかに半年前の水準には届いていない。

それでは資産を分散した場合はどうだったか。分散投資は値動きの傾向が異なる資産を併せて保有し、一つの試算が値下がりしたときは片方の試算が踏ん張って、資産全体の価格変動を抑制するという考え方だ。

以上のように、大きな社会変動がある場合を見越して資産の分散投資「長期投資で考える場合」がいろんなリスクを分散する効果は大のようですよ。