9月4日    おはようございます
在宅勤務がしやすい環境へ転居を検討する人が増えています。ひとまずは賃貸住宅が主な選択肢となりますが、初めて家を借りる場合、想定以上に初期費用がかかると感じるかもしれません。
敷金、礼金のほか、仲介手数料、入居時に翌月分の家賃を払う前家賃、家賃保証をする会社を利用するための保証料、火災などによる賠償責任に備える保険料といったものがかかります。
これらだけでも家賃の半年程度になるのが一般的ですが、さらにカギ交換費用、除菌や害虫駆除の費用なども求められる場合もあります。地域や物件による差もありますから、家賃や共益費などと合わせて契約前にしっかり確認したいところです。
退去時の費用負担についても注意が必要です。敷金は原則返還されますが、借主の責任による汚損部分などの現状回復費用は差し引かれます。ただし、経年劣化や普通に暮らして生じた損耗は、借主が負う原状回復義務の中には含まれませんが、クリーニング費用の特約が付く例は多くあります。
持ち家購入に比べ、賃貸は新しい環境に手軽に住み替えられる点が魅力です。総費用を踏まえて自分に合う家を選びましょう。
以上のように、住む家を探す場合、購入か賃貸かを選択肢、賃貸の場合でも初期費用が案外掛かりますのでよく内容を検討されてから契約しましょう「特約には注意」。