9月6日 おはようございます
年金の実額は確かに増えている。2020年度の受給額は前年度比プラス0、2%の改定だった。厚生労働省がモデルとして示した夫婦世帯の厚生年金「夫婦二人の基礎年金を含む」は月22万724円と458円、国民年金は満額で月6万5141円と133円増えた。
実額が増えても実質目減りなのは、物価や賃金の伸びより年金の支給額を抑える「マクロ経済スライド」が適用されたからだ。
年金額は物価や賃金の変動率に応じて決まる。
※ マクロ経済スライドで年金は月いくらに?
2019年 2020年
国民年金 6万5008円 6万5141円
+133円
▲67円調整後
厚生年金 22万266円 22万724円
「夫婦2人分」 +458円
▲230円調整後
以上のように、実額は増えているように見えますがその時代の賃金や物価状況踏まえてみると実質目減りしているようです。これからの時代は自分年金をして安心な老後生活を考える人が多いようですよ。