10月25日     おはようございます
副業の推進に関連し、雇用保険も改正されています。
例えば失業給付を受ける基準です。賃金を支払われている日数が一定以上必要でしたが、2020年8月からは労働時間も基準として認められるようになりました。仮に複数個所で働いていて1か所の労働時間が基準を満たせば、勤務日数が少なくても給付が受けられます。
複数の職場で雇われて働く65歳以上も雇用保険に加入しやすくなります。従来は1か所で週20時間働くなどの条件を満たす必要がありましたが、22年1月以降は合計で20時間以上なら加入できるようになります。ただし、働く人自身が勤務先に加入を申し出る必要があります。複数個所で働いている人が条件に当てはまるかどうかは、本人以外が把握するのが難しいためです。
以上のように、これからの時代は労働者自身がよく制度を知って会社に申し出ないと損をすることが多くなってきますよ。