11月13日    おはようございます
マンションの管理業務は区分所有者で作る管理組合がマンション管理会社に業務委託しているケースがほとんどです。中古マンションを購入を検討する際、管理の質を簡単に確認する方法を紹介しましょう。
まず、マンションを見学するとき購入予定の部屋のほか、外から見た目、すなわちエントランス、自転車置き場、ゴミ置き場をチエックしましょう。エントランスがきれいに清掃されていない、掲示板に古いお知らせ「半年以上前のものなど」が掲示されたままになっているなどの場合、管理に対する意識が高いとは言えない可能性があります。
掲示内容も確認しましょう。「ゴミ出しのルールを守りましょう
」といった掲示があるなら、ルールを守らない住民がいることの証しになります。
議事録は利害関係者「所有者や賃借人、管理組合の債権者、購入予定者など」には、正当な理由がある場合を除いて閲覧させなければならないことになっていますので、購入を申し込むタイミングで3期分程度の議案書と議事録を不動産業者にお願いして見せてもらうとよいでしょう。どんなマンションも中長期的には「マンションの老朽化」という問題を抱えます。各組合員がマンションの価値を維持向上させようという共通のゴールを持ち、それに向かって活動し続けることが大事です。
以上のように、マンションという不動産を購入する際に注意して契約するためには、直近のことばかり考えるのではなく、中長期的なことも重要ですよ。また、そこに住むための環境も十分配慮して検討してみてくださいね。