12月10日     おはようございます
12月はふるさと納税の利用が増えるシーズンです。
今年分の「締め切り」を迎えるためです。ふるさと納税は地方の特産品などが受け取れ、しばしば「お得な制度」とも呼ばれています。どのような仕組みになっているのでしょうか。
Q」  ふるさと納税はなぜ、お得だといわれるのですか。
A」 ふるさと納税は「納税」という名称ですが、自治体に寄付をする制度です。寄付した自治体によっては特産品などの返礼品をもらえます。その人の年収や家族構成によって決まる年間の「上限額」までは、いくら寄付しても実質の負担は2000円です。総額5万円のふるさと納税をして、返礼品が1万円相当なら、2000円を引いた8000円分得をするので「お得」といえます。
※  ふるさと納税の主な手続き
   ふるさと納税先の自治体
    ↓               ↓
①   ふるさと納税         ② 返礼品受領書
    ふるさと納税する人
     ↓         ↑           ↑
 ③   確定申告  ④ その年の所得税から
      ↓             ⑤ 翌年度分の住民
                      税から控除
                                   ↓
     税務署    ← 申告情報を共有→居住地の自治体
 「注意」 確定申告をするケース。返礼品がない場合もある以上のように年末になると年末調整や、来年の確定申告で税優遇の申告をしないと損するケースが出てきますので注意しましょう。