<給付金、先行き不安で貯蓄に>

2020年12月19日    おはようございます

家計消費は2019年10月の消費税率引き上げ後に落ち込み、世界経済の減速で企業業績に陰りが出たこともあり、回復が遅れていました。
そこに新型コロナウィルス感染拡大が加わり、外出自粛などの影響で大きく減少しました。

1人10万円の特別定額給付金は家計の収入を支えましたが、先行き不安から貯蓄に回る部分も多く、消費がコロナ前の水準に戻るのは時間がかかりそうです。
ワクチンが普及すれば、旅行やレジャーが回復する一方、在宅勤務は続き、交通やスーツなど元に戻らないものもあるでしょう。
一方で「ウィズコロナ」で生まれたデジタルサービスなどが広がりを見せています。
21年東京五輪が開催されれば消費の押上要因になりますが、海外からの大きなインバウンド需要は見込みにくく、効果は限定的とみています。

以上のように、世間の人々は、「新型コロナウィルス感染拡大」将来を不安になって給付金などを消費に回さず貯蓄をしてしまっている人たちが多いそうですよ。