<給与所得者の節税5ヶ条>

2020年12月22日    おはようございます

年末調整の季節。
税金が源泉徴収される給与所得者にとっては、払いすぎた分還付される貴重な機会だ。
様々な控除制度を活用した節税策のうち、代表的な5つを確認してみよう。

① ふるさと納税 年収による上限はあるが、寄付額から2000円を引いた分が翌年の住民税が控除される。

② 生命保険控除 大きく分けて「一般生命保険料控除」「介護保険控除」「個人年金控除」の3種類がある

③ 住宅ローン控除 居住目的で住宅ローンを組んだ人が10年にわたり受けられる減税措置だ。
        「これだけは税額控除で他の控除は所得控除」

④ 個人型確定 年末調整で掛金を申告することで、その拠出年金「イデコ」掛金が所得控除の対象になる

⑤ 医療費控除 自分や家族の医療費の一部を課税所得から控除できる制度

以上の制度を利用すると、属性によって異なるが年収600万円の人は年間55万円もの税金が軽減される。
10年続けると550万円だ。
所得をコントロールすることは難しいが、税金は対策可能だ。
年末年始に各制度を勉強して、来年からの税金対策に活用してはいかがでしょう。