<老後の保険「掛け過ぎ」注意>

2020年12月24日     おはようございます

シニア世代は保険に関心を持つ人が多い。
高齢期は一般的に病気やケガをしやすく、医療費に備えておきたいと考えるためだ。
家族や知人が亡くなる経験をする人が増え、万一の時に家族が受け取る保険金のありがたさを実感しやすいことも理由だろう。

※  保険見直しの主なポイント

1」 残された家族の生活費「公的年金制度と貯蓄をチエック」
  〇 老齢基礎年金、老齢厚生年金などはいくらか
  〇 遺族厚生年金で基礎年金に上乗せも
  〇 貯蓄で年金収入の不足を補えるか
  〇 子供が独立していれば教育費は不要

2」 通院、入院時の医療費「公的医療制度をチエック」
  〇 70歳以上の窓口負担は1~2割※
  〇 高額医療費制度で毎月の窓口負担に上限
  〇 医療費と介護費の合算制度でも自己負担に上限
  〇 高所得者は負担増も

「注意」 ※一般的な所得の場合

以上のように、老後の保険は目的をはっきり決めて、また、医療費制度、年金制度など公的制度をよく考えて簡単で必要なものだけに絞って加入しましょう。