<墓じまい地方から近隣へ>
2021年1月9日     おはようございます
代々受け継いできた実家の墓を守ることが難しくなり、「墓じまい」をする人が増えている。
家族の形態や供養に対する考え方の変化を映した動きだが、墓を
移すにはかなりの費用や手間がかかる。
家族に迷惑をかけたくないと考えるシニアが自ら課すべき宿題ともい
えそうだ。
家族で集まる機会があれば、一度先々の事を見据えて話し合っておくべきテーマだろう。

※ 墓じまいの流れ
① 新しい墓を決める
② これまでの墓地の管理者に伝える
 市区町村に提出する「改葬許可申請書」に署名捺印してもらう
 寺院墓地の場合、離檀料「お布施」を求められることも
 解体、撤去工事の施工会社を決める
③ 墓地がある市町村で手続き
 「改葬許可申請書」を提出。「改葬許可書」を受け取る
④ 遺骨を新しい供養先に移す
閉眼法要「魂抜き」をして墓から取り出し、開眼法要「魂入れ」をして新しい墓に入れる
新しい墓の管理者に「改葬許可書」を渡す
⑤ これまでの墓を解体、撤去する

※ 墓にはいろいろなタイプがある
一般墓    いわゆる「○○家の墓」。土地使用権と墓石、
       工事代で100万~300万円
納骨堂    大半が屋内、ロッカー式や自動搬送機など。
       1~2人分で20万~100万円
樹木葬の墓  墓石の代わりに木や草花を植えた墓地に埋葬
       1人分で15万~80万円
永代供養墓  他人と共同で入る墓。
       遺骨が混ざる「合葬」タイプは1人分で数万円から
以上のように、最近は墓じまいをされる方が多くなって来ているようです。
「家族構成や都市化など」これも、親のの方が子供に面倒をかけたくない気持ちからもありそうです。