<年金共働きで増やす>
2021年1月20日    おはようございます
夫婦共働きの世帯数が専業主婦世帯を初めて上回ったのは1992年のこと。今年は30年目に当たる。
2000年以降、共働きはほぼ右肩上がりで増え、専業主婦世帯を引き離したが公的年金の世界では依然として専業主婦を前提と
している。
これを共働きに置き換えて眺めてみると、世帯で受け取る年金額が増えて老後不安は後退する。
半面、夫婦のどちらかが先に死亡すると年金額急減の影響が大きくなることも分かる。
※  夫婦2人の場合と一方が先に死亡した場合の年金額
     専業主婦世帯  共働き世帯①    共働き世帯②
夫婦2人 22万円    26万5000    31万
夫が先に死亡 13万2500 13万500 15万000
       「39・8%」 「50%」  「50%」
妻が先に死亡 15万5000   15万5000   15万5000
      「29・5%」 「41・5%」    「50%」
「注意」年金は額面の月額で概算。カッコ内は夫婦2人に比べた減少率
以上のように、将来の年金は若いうちに夫婦で考えて共働きで働くか、専業主婦「現在ではほとんどないようですが」で行くかは今後の人生に大いに変わっていくので自分たちの環境を考え進めていってくださいね。