<会社員の経費計上、申告少なく>
2021年1月31日     おはようございます
会社員が経費を計上する制度として特定支出控除があります。
自分が負担した業務上の旅費や通勤費、転居費、資格取得費、研修費などが対象です。
ただ、会社員はそもそも給与収入に応じて控除を受けられる給与所得控除が認められ2020年は55万~195万円が給与収入から控除されています。
特定支払出控除はその年の給与所得控除の半額を超えたら超過分が所得控除されます。
年収500万円の人だと合計で年144万円超の支出がないと確定申告できません。
また、こうした費用について勤務先が特定支出であると認めたことを示す証明書や明細書といった書類の提出が必要になります。手間がかかるうえ、利用するには大きな支出が必要なため、実際に特定支出控除を確定申告する人は多くありません。
以上のように、会社員も経費を控除する「特定支出控除」制度はありますが中々内容や制度があることを知らない人が多いようです。
特に、転居などで転居費用が多額になった場合などは、会社も本人もお得なように思いますがどうでょう是非、参考にされることをお勧めします。