<年金抑制 コロナの影>
2021年2月5日     おはようございます
2021年度の年金額がこのほど発表された。
16年に決まった財政悪化を防ぐ新ルールが初適用され、20年度に比べ0、1%減となる。
年金額はどのように決まり、新型コロナウィルスによる経済の変化はどう影響していくのか。
年金抑制時代に個人は年金額をどう上積みすればいいかを考える。
年金額は2段階で改定する。
物価、賃金の変化を反映する本来の改定と、高齢化に対応するため伸びを調整するマクロ経済スライドの適用だ。
本来の改定率は賃金と物価の関係で決まるが、ルールは複雑。
原則は新規自給者は現役世代の収入変化に近い賃金変動率で、継続自給者は購買力の維持のため物価変動率で改定する。
コロナの影響が長引けば制度改革の議論も高まるかもしれない。
例えばマクロ経済スライド。
未適用分を次年度に繰り越せる仕組みがあるが機能は十分ではない。
以上のように、日本政府の財政事情も厳しい時代にコロナウィルス問題で相当額の補正予算を組んで財政赤字を増やしている現状では、自分年金も考えて、少しづつでもよいので行動されたほうが安心ですよ。