<現役世代 高齢化で負担増>
2021年2月18日     おはようございます
日本は安く高度な医療を受けられる国と言われています。
それを支えるのが公的な医療保険「健康保険」制度です。
原則として誰もが何らかの制度に加入することで、病院など
の窓口での負担を抑えます。
ただ、最近は一部の高齢者の負担を引き上げる動きもあります。
Q」 健康保険とはどんな仕組みですか。
A」 加入者から保険料を集め、病院やケガで治療した時の
   医療費に充てる仕組みです。現役世代の人は医療機
   関で治療すると、その費用の3割を窓口で払います。
   残りの7割はそれぞれの患者が加入する健康保険の
   制度が負担します。
※  健康保険の仕組み
①患者「被保険者」→ ② 受診、窓口負担→ 医療機関
  ↓     ↓    ③  診療      ↓
  ↓     ↓              ↓
保険料の支払い ↓            ④医療費の請求    
       ↓       ⑤ 医療費の支払い
       ↓
     公的医療保険制度
国民健康保険   協会けんぽ   健康保険組合  共済組合
自営業      中小企業の    大企業の    公務員
年金生活者    従業員など    従業員など    など
                ↓
                ↓
            後期高齢者医療制度
           「75歳以上の人など」
「注意」  公的医療制度にはこのほかに船員保険などがある
以上のように、高齢化社会になると医療保険制度も現役世代の保険料負担が増えて大変な社会になりつつあります。
そういったことを解決するため政府も毎年のように制度改革を行っていますので注意してくださいね。