<投信、組み入れ上位を点検>
2021年3月25日    おはようございます
長期の資産運用では分散効果を高めるため、投資信託使うことが有力な選択肢となる。
株式で運用する投信は、どの銘柄にどの程度の資金を振り向けたかが運用成績を左右する。
投信の月次リポートを読めば運用成績や値動きの理由がわかり、相場の変化に対応する手掛かりにもなる。
もっとも、短期的な運用成績やある時点での組み入れ銘柄だけをみて、投信の売却を考えるのは早計だ。
半面、実績のある投信でも運用方針と相場の局面がかみ合わず、成績の低迷が長く続く例もある。
今後の数カ月にわたって運用成績が株価指数を下回るようなら、売却などが検討課題となる。
資金に余裕があれば、業種の偏りがなかったり割安株中心に投資したりする海外株投信を追加購入し、投資先を分散する手も考えられる。
以上のように、特定銘柄に集中するのではなく、リスクを分散して資産運用をされることをお勧めします。