<中古マンション価格>
2021年5月10日     おはようございます
昨年夏以降、首都圏「1都3県」では中古マンションの契約件数が増加する一方で在庫が減っています。
そのため中古マンション価格は新型コロナウィルス禍でも値下がりする気配が
ありません。
それ以前の上昇要因は株価上昇と金利低下でしたので、状況が変わったのでしょうか。
中古マンションの価格は株価、金利、需給バランスの動きである程度説明できます。
株価が堅調な時は景況感もよく将来の収入に対してもポディティブになりますからマンション購入意欲も増します。
住宅金利が下がれば調達額が増え、中古マンション価格の上昇に寄与します。
需給バランスは、需要が供給を上回るなら上昇しますので在庫倍率が低くなれば価格は上昇するでしょう。
在庫倍率の低下は、おそらくワクチン投与の一掃などで経済活動が正常化する流れに合わせて均衡に向かうでしょう。
以上のように、「中古マンション価格」は在庫と株価が大きく影響しているようです。
今後の経済状況と自分の経済状況を見ながら購入を考えてみてはいかがでしょうか。