<上場企業の決算発表>
2021年5月13日    おはようございます
上場企業による2021年3月期の決算発表シーズンは後半戦に入りました。
決算発表でしばしば経営トップが記者会見をし、それを受けて株価が大きく動くこともあります。
なぜ、決算は注目されるのでょう。
Q」  決算とは何ですか
A」  企業が1年間や四半期といった期間に得た収入や払った
費用を計算し、利益や損失などを明らかにすることです。一連の結果を書類にまとめることを指す場合もあります。
上場企業は事業活動を通じて、より大きな利益を生むことを投資家に求められます。決算はその期間の「成績表」にも例えられます。
※  決算の基本ルール
開示時期   原則として期末から45日以内。
       30日以内の開示が「より望ましい」
様式     東証がひな型「参考様式」を用意
       決算短信の1ページ目に直近決算の重要情報を
       まとめて掲載
       その後に詳細を説明
主な内容   売上高や利益、費用など「損益計算書」
       保有する現金や借入金の額など「貸借対照表」
       本業や資金調達などに伴うお金の出入り「キャッ
       シュフロー計算書」
       配当の状況、業績の予想
開示場所   東証の適時開示情報閲覧サービス「TDnet」。
       補足する資料を自社サイトで公開することも 
以上のように、会社は年一回、決算で年間の活動成績を発表し、株主はその成績如何で配当を得ることができるので楽しみの一つになっている個人投資家も多いようですよ。